見覚えのあるロゴマーク

本記事はめのフェさん(@Menophe9901)主催のアドベントカレンダー「ぼくのわたしのスタァライト 第二幕 Advent Calendar 2023 - Adventar 」の記事です。

なんとなんと2回目の寄稿です。

今モチベーションが凄いので、第二幕の方でも取り急ぎ登録させていただきました。

 

目次

 

はじめに

みなさんこんにちは。爆爆さんと申します。

 

アドベントカレンダーの企画ももうすぐ終盤を迎えようとしており、寄稿した記事もそれなりに読んでいただいているようでとても嬉しく思っています。

 

今回寄稿するにあたって、昔から作っていたはてなブログのアカウントを引っ張り出してきて記事を書いたわけですが、"せっかく引っ張り出したんだし他にも何か書こう"という事で、ネタ帳に残っていたスタァライトの考察についての記事を書こうと思います。結構前にネタ帳に書いたものなので、内容の古さや考察の被りについてはご容赦下さい…。

 

見覚えのあるロゴマーク

ロンド・ロンド・ロンドの公開

少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド(以下ロロロ)が公開されて早3年。劇スとは違い(※)、沖縄でも大手シネコンが公開してくれたお陰でそこまで待たされることなく観ることができ、しっかりと入場者特典も貰えたのも記憶に残っております。

(※劇スは公開から1年後にやっと沖縄でも公開され、小さい劇場での公開だった。)

早速本題に入りますが、初出がキービジュアルか映画本編だったのかは覚えてないのですが、ロロロの特徴的なロゴマーク、どこかで見覚えはありませんか?

少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンドのロゴ ©PRS

大宮に住んでいる方や鉄道に詳しい方はすぐに分かったかもしれませんが、このロゴ、鉄道博物館のロゴにかなり似ているのです。

(私は沖縄県出身で電車に関わりのない生活を送っていましたが、たまたま小学生の頃に旅行で来たことがあったので、この既視感にすぐ気づきました。)

鉄道博物館のロゴ ©JR東日本/東日本鉄道文化財団

どちらも非常に似ていますが、大きな違いとしては両端の丸を線が貫いているかそうでないかというところだと思います。

結論から言うと、ロロロのロゴは鉄道博物館のロゴを踏襲していると考えています。

それを踏まえて、今回はこのロロロのロゴと鉄道博物館のロゴの関係性を元に考察をして行きたいと思います。

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンドから分かる情報

公開時点での情報でいうと、内容から読み取れる鉄道の情報は最後の一枚の風景と電車の音くらいだったと思います。

 

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトを見て分かる情報

ロロロ終盤の電車の演出の伏線はしっかりと回収され、電車に関する要素が散りばめられていました。

なので今となっては、本当にロロロのロゴは鉄道博物館のロゴの踏襲だったのかもと考えられなくもないと思います。

 

鉄道博物館のHPから分かる情報

鉄道博物館ロゴマークのデザインコンセプトを見てみるとこのようなものがあります。

 

・人、物を運び、文化を飛躍的に向上させてきた鉄道。その全ての車両に共通する「車輪」をシンボル化しています。

・駅と駅とをつなぐ路線を象徴化しています。

・3つの輪は、鉄道博物館の3つのコンセプトである「鉄道」「歴史」「教育」を表します。

鉄道博物館が常に進化し走りつづける運動体であることを表現しています。

鉄道博物館HPより  

 

コンセプト①

まずは1つ目のコンセプトに注目してみます。

 

・人、物を運び、文化を飛躍的に向上させてきた鉄道。その全ての車両に共通する「車輪」をシンボル化しています。

 

似たようなデザインであり、電車を匂わせる描写から、ロロロのロゴは車輪をモチーフにしているのは確実だと言っていいと思います。しかし、ロロロのロゴに込められた意味は他にもあると考えています。

電車の車輪部分

 

コンセプト②

次に2つ目のコンセプトに注目してみます。

2つのロゴの大きな違いとしてはここが大事になってくると思います。

 

・駅と駅とをつなぐ路線を象徴化しています。

 

このコンセプトを読むに、鉄道博物館のロゴの両端部分の丸は始発駅と終着駅を表していて、線は路線を表していると読み取れます。一方ロロロのロゴはそれを貫通しているわけです。ではもしロロロのロゴの丸と線が路線を表しているとしたら…?

 

勘の良い舞台創造科は既にお気づきかもしれませんが、両端を貫通している理由は大場ななの再演を表現していると考えています。

車輪のイメージはそのままに、再演でループしている状態を駅と路線で例え、それをロロロのロゴに込めたのではないかなと私は思っています。

 

コンセプト③

正直3つ目のコンセプトに関しては、関係ないと思います。

 

コンセプト④

最後に4つ目のコンセプトに注目してみます。

 

鉄道博物館が常に進化し走りつづける運動体であることを表現しています。

 

個人的にはこのコンセプトあったから鉄道博物館のロゴのを踏襲したのではないかとまで考えており、もし無かったら他のデザインになっていたかもしれないとまで考えています。

 

舞台少女は日々進化中。同じ私たちも同じ舞台も無い。どんな舞台も一度きり。その一瞬で燃え尽きるから、愛おしくて、かけがえなくて、価値があるの。一瞬で燃え上がるから、舞台少女は皆、舞台に立つたびに新しく生まれ変わるの。

愛城華恋 

 

ななのループを断ち切った際の台詞。

言葉足らずではありますが、鉄道博物館のコンセプトはまるで舞台少女を表現しているようなコンセプトだと思いませんか?

恐らくこの考えが被ったのは流石にたまたまだと思いますが、被っていたからこそ鉄道博物館のロゴを踏襲しており、被っていなかったら踏襲していなかったかもしれないと言えるほどの根拠はあると思っています。

劇スの内容にもしっかり繋がっていきますしね。

 

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回はロロロのロゴと鉄道博物館のロゴとの関係性や考察をしてみましたがいかがだったでしょうか?

他にも様々な意見があると思いますので、お気軽にコメントしていただけると助かります。